【書評】わたしを離さないで
ノーベル文学賞受賞したばかりでなかなか手に入り難い、カズオ・イシグロ氏の著書で、中でもドラマ化されているものを読んでみました。
ドラマ気になってたし、おかんも読みたいって言ってたので買いました。
ADHDでも読めるかどうかはわかりません・・・・・・私は読書家なので、読書することが苦だったりすることはないです。
LDで言語・読解能力系の障害が併発していると読書が難しい場合もあるし、そもそもADHDはひとつのことに集中するのが難しい生き物だから、うん、私は過集中に大体頼るけどね。
アスペルガーだと、この作品、そもそも意図を読み取り難いので読みきるのは難しいかもね。
でも意図とかはあんまりない気がする。
特殊な設定下において、情緒的な雰囲気を楽しんで下さいという感じ。
いってみればフランス映画、だからなんらかの意図を持って書かれた作品ではない。
カズオ・イシグロ氏的にはネタバレは大いに結構、というか最初の方で既にん?って思う描写がいっぱいあるし、初期の段階でああ大体お察しね、という感じなので、後はどうなっていくのかなというドキドキ感を楽しめばいいのだと思う。
感想っていうほどの感想がないので、謎解きみたいな書評になっています。
でも一応ネタバレがあるので続きをどうぞ
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